au初のXperia――“撮る、観る”に注力、日本向け機能搭載の「Xperia acro IS11S」

日本市場に特化したモデルとして話題を集めている「Xperia acro」が、ドコモに続いてKDDIからも発売される。FeliCa、ワンセグ、赤外線通信はもちろん、Skype auやjibeなどau独自のサービスも利用できる。
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 au初の「Xperia」が登場した。「Xperia acro IS11S」は、すでにNTTドコモが発表している「Xperia acro SO-02C」と共通仕様の兄弟モデルだ。ボディカラーのBlackとWhiteはSO-02Cと同色だが、auオリジナルのカラーとしてRubyを用意した。OSはAndroid 2.3を搭載する。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製の「Xperia acro IS11S」。ボディカラーはBlack、Ruby、Whiteの3色
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 機能面では「高画質」と「カメラ」にこだわった。ディスプレイはフルワイドVGA(480×854ピクセル)表示対応の4.2インチTFT液晶を搭載。強化ガラスと液晶パネルの間にあった空気層をなくして一体感のある表示を可能にする「クリアブラックパネル」、高輝度・高コントラストを実現した「Reality Display」、映像を高画質で楽しめる「モバイルブラビアエンジン」を備える。HDMI出力にも対応し、撮影した写真や動画をテレビなどの大画面で楽しめる。

 カメラはソニーのモバイル機器向け裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R for mobile」(810万画素)を搭載。F値2.4の明るいレンズと相まって、薄暗い場所でも鮮明に撮影できる。人物をきれいに撮れる顔認識エンジン、撮影環境に応じたシーン検出、自動でピントを合わせ続けるコンティニュアスオートフォーカスも利用できる。動画は720pのHDサイズまで撮影可能だ。ミロワール

 ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信という、日本でおなじみの“三種の神器”も利用できる。赤外線通信は専用のウィジェットをプリセットし、ワンタッチで自分のアドレスデータを送信したり、相手のアドレスデータを受信したりできる。日本語入力システムは、タッチパネルに最適化した「POBox Touch 4.1」を採用。QWERTYキーボードでは母音キーを強調でき、誤操作の少ない入力をサポートする。キーボードデザインの変更も可能で、3種類をプリセットするほか、メーカーサイト「PlayNow」から入手できる。新作

 ソニエリ独自のミュージックプレーヤーを備え、楽曲再生中に「infinite」ボタンを押すと、関連アーティストのYouTube動画にアクセスできる。このミュージックプレーヤーや、ギャラリーアプリをホーム画面から素早く利用できるウィジェットも用意する。FMラジオやDLNAにも対応する。

 auならではのサービスとして、音声回線を使って通話ができる「Skype au」や統合SNSアプリ「jibe」を利用できる。Cメールは当初から使えるが、Eメール(〜@ezweb.ne.jp)、auかんたん決済、au one Marketについては、2011年9月下旬以降のソフトウェアアップデートで対応する予定。グローバルパスポートはCDMAとGSMに両対応するが、GSM圏で利用できるのは通話のみで、パケット通信(GPRS通信)はできない。下り最大9.2Mbps、上り最大5.5MbpsのWIN HIGH SPEEDにもサポート。データフォルダ容量は約380Mバイトで、32GバイトのmicroSDHCが付属する。 グルーム